◎脱臭可否成分別 オゾン脱臭可否表◎
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このページはコフロック(株)宇治田原工場・奥村さんの
ご指導により作成しました。
| *** | 化合物の分類 | 物 質 | 分子量 | 脱臭可否の根拠 |
| 可 能 |
(含)硫黄化合物 | 硫化水素 メチルメルカプタン 硫化メチル 二硫化メチル |
34.08 48.11 62.14 94.20 |
R・S・H結合はオゾンと 良く反応する。 (硫化ジナチル) (二硫化ジナチル) |
| アルデヒド類 | ホルムアルデヒド アセトアルデヒド アクロレイン プロピルアルデヒド |
30.03 44.05 56.06 54.05 |
アルデヒドは 酸化しやすい。 |
|
| 脂肪酸 | 酢酸・酪酸 プロピオン酸 |
60.05 74.08 |
低沸点のカルボン酸 はオゾンによる反応 性がある。 ただし反応性は低い。 |
|
| (含)窒素化合物 | アンモニア メチルアミン トリメチルアミン |
17.03 31.06 59.11 |
オゾン・アンモニアは 触媒介在によって反 応性が大きく、求核・ 子を持つ化合物は、 オゾンと容易に反応 する |
|
| 不 可 能 |
ケトン類 | アセトン エチルメチルケトン メチルイゾプチルケトン |
58.08 72.12 59.11 |
ケトン類は酸化しにくい |
| エステル類 | 酢酸エチル アクリル酸メチル メチルメタルアルキート |
88.11 86.09 100.16 |
カルボン酸エステルは 酸もしくは塩基で加熱 しないと反応しない また、アクリル酸部分 は二重結合の反応は するがエステルの分 の反応性が低い |
|
| 芳香族炭化水素 | トルエン・スチレン キシレン・ベンゼン |
104.20 78.11 |
ベンゼン環を持つ化合 物は非常に安定して おり酸化しにくい トルエン4 キシレン2 |
|
| 塩素化炭化水素 | 塩酸 トリクロルエチレン テトラクロルエチレン |
36.46 131.40 165.83 |
ハロゲン炭化水素は イオン結合が強い為 反応しない |
【硫化水素との反応(O³)(H2S)】
2H2S+2O3→→S+SO2+2H2O+O2
↑ ↑
多 小→二酸化硫黄(刺激臭=有毒なガス・水によく溶けて酸性を示す)
↑
硫黄
理論上ではH2S:O³=1:1で、反応するといえる。
例題 原料硫化水素(H2S)は、10m³/分で 約500ppmの場合。
モル/分に換算すると5×10−3m³/分=5L/分
≒0.2mol/分のH2Sが発生している。
反応は1:1 硫化水素1molに対してオゾン1molで反応する。
0.2mol/分(0.2×48)/(1/60)=576g/h
| 【メチルカプタン(CH3SH)】 |
CH3SH+O³→CH3−SO³H+O² CH3SH:O³=1:5で反応 |
| 【硫化メチル{(CH3)2S}】 |
(CH3)2S+2O³→CH3S−O+2O² (CH3)2S:O³=1:2で反応 |
| 【二硫化メチル{(CH3)2S2}】 |
(CH3)2S2+6O³→2CH3−SO³+6O² (CH3)2S²:O³=1:6で反応 |
| 【アンモニア(NH3)】 |
NH3+2O³→NO3−+O²+H++H2O NH3:O³=1:2で反応 |
計算の例題
必要なデータ
1. 1m³中の各成分の濃度(ppm)を計測します。
2. この濃度でのモル数を調べます。
3. このモル数を合計します。
4. これを重さに直します(O³=48)
5. この数値が1m³当たりの必要オゾン量(g)となります。
24時間、脱臭するのに必要なオゾンガス量を知るには、
24時間で何L(何m³)の混合ガスが発生するのか調べて計算します。
【セルロースの反応】
(1)セルロースを分解する時には、水で分解する「加水分解」という反応によります。
(2)この時、水溶液を酸性にし、加熱することにより加水分解が進みます。
(3)よってセルロースと、直接反応するのはH2O(水)であり、O³は触媒的な
働きをすると思われます。
【BOD】 とは Biochemical Oxygen Demand の略で、
水中の有機物質が、微生物により生物学的に、酸化されて、
安定な状態になるのに必要な酸素(O2)濃度のとこです。
例題
BOD 10mg/Lの水の場合=その中にある物質を微生物が分解した場合、
10mg/Lの酸素(O2)が必要ということになります。
従って
10mg/L中の酸素に含まれるO原子の数と同数のO原子があれば、
BOD 10mg/Lの水は処理できる。という事になります。
☆ 10mgの酸素⇒O²分子が 10/32モル⇒O原子が10/32モル ある。
☆ Xmgのオゾン⇒O³分子が X/48モル ⇒O原子が3X/48モル ある。
20/32=3X/48 X=10
従ってオゾンO³ 10mg/L必要となります。
【COD】 とは 化学的酸素要求量のことで、
水中の有機酸化物を化学的に酸化分解した場合に
消費される酸素の量のことです。
従って、
1.COD 30mg/L → 6mg/L
に減らしたい場合、単純に考えて 24mg/L の酸素量が必要になります。
2.これが4000リットル/day 流れているので、
4000リットル/24h × 24mg/L = 4000mg/L = 4g/h
つまり
注入した酸素原子=オゾンが全て反応するならば、4g/hの性能があれば足ります。
単位の変換式
5
Rは 気体の定数 (8.2×10¯ m²・atm/moL・dcg)
Pは 気体の圧力 (atm)
Tは 気体の温度 (K)
Mは 気体の分子量 (O³=48.0 g/mol)
※ 気体の温度Kは、0℃=273
例えば20℃の場合 273+20=293で計算する。
【g/m³】= ( ppm)×P×M
R×T×(10×10×10×10×10×10)
1モル =22.4L=分子量g オゾン分子量=48=1モル
1オゾン(O³)モル =22.4L=48g 1L(O³)=2.14g 1gO³=0.467L
例題
オゾン(O³) 分子量=48.0 1気圧 0℃(273K)
オゾン濃度 1000ppmの g/m³への換算
1000ppm=
1000×1×48.0
(8.2×(-10×-10×-10×-10×-10))×273×(10×10×10×10×10×10)
=2.14g/m³
0³ 1g= 22.4 L=0.467L 0³ 1L= 48 g=2.14g
48 22.4
例題
アンモニア(NH3) 分子量=17.03 1気圧 20℃(293K)
1000ppm=
1000×1×17.03(分子量)
(8.2×(-10×-10×-10×-10×-10))×293×(10×10×10×10×10×10)
≒0.076g/m³(臭いは殆ど感じない)
NH3 1g= 22.4 L=1.315L NH3 1L≒ 17.03 g=0.76g
17.03
22.4
| 臭素名 | 化学式 | 反応比率 | 分子量 |
| 硫化水素 | H2S | 1:1 | 34.08 |
| メチルメルカプタン | CH3SH | 1:1.5 | 48.10 |
| 硫化メチル | (CH3)2S | 1:2 | 62.14 |
| 2硫化メチル | (CH3)2S2 | 1:2 | 94.20 |
| ホルムアルデヒト | HCHO | ??? | 30.03 |
| アセトアルデヒト | CH3SCHO | ??? | 44.05 |
| 酢酸・酪酸 | CH3CDOH | ??? | 60.05 |
| プロピオン酸 | ??? | ??? | 74.08 |
| アンモニア | NH3 | 1:2 | 17.03 |
| メチルアミン | (CH3)2N | ??? | 31.06 |
| トリメチルアミン | (CH3)3N | 1:1 | 59.00 |
| アクロレイン | CH2CHCHO | ??? | 56.06 |
(注)アンモニアはオゾン水とよく反応
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