オゾンは大気中及び水中に分散又は溶解した物質や微生物に対して、直
接も しくは間接酸化で、オゾン分解あるいは触媒作用で反応する。
この様な性質を、「殺菌」「脱臭」「洗浄」等に利用することを目的として多くの
オゾン水製造装置が開発され、多くの食品工場で採用されている。
多くの食品工場において、次亜塩素酸ナトリウム、エタノール製剤、ヨード製剤、
有機酸類が用いられ効果をあげ、これからも効果をあげていく。
しかし食品業界では長年の使用により、乳酸菌類、大腸菌群等の耐性菌、
エタノール資化カビ、耐酸性カビの増殖等が検出され問題となってきた。
そこで次亜塩素酸ナトリウム、エタノール製剤、ヨード製剤、及び有機酸類と
殺菌機構がまったく異なるオゾン水を併用して食品工場の殺菌が大変な
有効手段となってきた。
オゾン水は0.5〜1.0mg/Lといった低濃度でも、大腸菌や大腸菌群に速効性が
あり、全く残留しない為に耐性菌はできない。食品工場の床や側溝が微生物の
汚染源となっていることが明確になってきた事からオゾン水が多く使用されるよ
うになった。
特に現在では残留しない速効性のある殺菌剤として食品業界ではオゾン水が
一大ブームを引き起こしている。(内藤茂三氏:食品工業2001NO,22P25殺菌技術)
オゾンガス、オゾン水を有効利用
前述のように数多くのオゾン機器が開発され利用されていますが、使用方法等の
マニュアル化が進まず、性能維持、安全性でも問題が解決されていなかっ
たのが
現状です。
我々は、オゾンシステムのソフト面ハード面で検討を重ね、使いやすく、24時間記
録を残せ、流水量が変化しても高濃度のオゾン水を安定して供給するシステ
ムをマイコン制御タッチパネル液晶画面付きで開発しました。
もちろんHACCP条件をクリアできるシステムです。
従来、オゾンガスを水に溶解させる技術はエジェクター方式、ミキシングポン
プ方式の
いずれでも、オゾンガス量が一定であれば、つまり水量水温が一定の時のみオゾン水
濃度は保たれますが、このような環境は皆無で、使用水量、水温が時間と共に変わる
のが通常です。
つまり使用水量が少ない時高濃度オゾン水、使用水量が多い時低濃度オゾン水
となり
充分な衛生管理が期待できない状況でした。
一部でオゾン水濃度センサーの信号をフィードバック(PID制御)して濃度を一定に保とうと
するシステムも実験されましたが、オゾン水濃度を変化させる迄に時間がかかり過ぎ、実
用化されませんでした。
我々の開発したオゾン生成システムYSW型は、これらの問題を解決し、運転時に希望
するオゾン濃度を設定すれば、使用水量、供給水温が変化しても即座に追従し、濃度を
一定に保つ技術を確立した、優れたオゾンシステムです。
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